2019年11月24日 星期日

寶塚 花組 明日海 11/24, 2019 卒業


https://www.sanspo.com/geino/news/20191124/tak19112421000003-n1.html?fbclid=IwAR1Ec07IOlJzVrqo6p1s9HAaupvz_J79tAVPxlz164oPnW52R65yl8xkcaw

宝塚歌劇団花組トップスター、明日海(あすみ)りおが24日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で行われた退団公演「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」「シャルム!」の千秋楽を迎え、16年間の宝塚人生に別れを告げた。
 終演後の記者会見一問一答
 --ラストステージを終えて
 「おかげさまでたった今、公演を無事に終えることができました。男役として舞台に立つのがもう終わってしまったんだと思うと、急に寂しくなりました。みなさまのおかげで幸せな宝塚人生を送らせていただきました」
 --宝塚はどのような場所だった
 「初日の会見でも申し上げましたが、すべて。夢も、憧れ、大好きも、ご褒美みたいな感じもある。つらいことももちろんあったし、責任もあった。自分の仕事でもあったし、でも、自分にとっていろいろな要素がつまった場所だと思います。明日からはそれにプラス『我が心の故郷』が加わるなと思います。まだ故郷というのは寂しい。まだ近所くらいにしておきたいです」
 --フェアリータイプの男役と言われていたが、どのような男役を目指したか。それを達成できたか
 「フェアリータイプと下級生の頃に言っていただいたときは、正直、複雑な気持ちでした。自分の持ち味に頼るのはなんだか悔しい気がして。私は身長も高くない、骨格もわりと中性的。フェアリータイプだけに収まらない男役になりたい思いがとても強かった。どちらかというと骨太な男役に憧れていました。こういうタイプに決められず、魅力を作品ごとに開発し、お客様にお届けしていくことが自分の仕事。それが楽しみでした」
 --自身にかける言葉。これからの劇団に送る言葉は
 「三日三晩、みなさんと語り合いたいくらい難しい。明日海りおにかける言葉は』宝塚が大好きだったんだね!』。自分がファンになったときの男役、もちろん娘役も素敵すぎて憧れの思いが強かった。すべて終えた今も到達できません。もっともっとあんなことも、こんなこともできるようになりたかった思いがある。そこまで好きだったんだなと思う。だからこそ後輩たちへ夢の続きを託します。これからどんどん、今より素敵になっていくのを見るのが、これから生き甲斐になっていくと思う。みんなには宝塚でしかできないこと、今しかできないことを心ゆくまで突き詰めていってほしい。その中で、宝塚らしさというものを見失わず。清く、正しく、美しく、健康に気をつけて頑張ってほしいという言葉を」
 --最後の大階段からの景色は
 「袴姿で下りるのは初めて。心ここにあらず、という初めての感じでした。それよりもこの公演で羽を背負って、最後パレードで『これで最後なんだ。見納めないと』(涙)。羽を下ろすときに脱がせていただくときに『もう背負うことはないんだな』と思いました。それが、うれしいとかでもなく、重いなと思って。重いんですよ。上手に背負えば重くないんですけど、慣れと、精神的なもの。内面的なもの。それが寂しかったというか安心しました」
 --劇団100周年の2014年にトップに。明日海さんを最後に100周年のときのトップは全員退団した。時代の変わり目を感じるか
 「100周年のときに一緒に行事に出た方は卒業されて、皆さん見に来ていただいたり、外の舞台に出たり。たった5年で、環境って変わるものなんだなと思います。これからも新しい時代に立っていくと思うけど、月組の珠城りょうは下級生時代に同じ釜のめしを食べてきた仲間で、彼女もすごく早くトップにいって苦労し、頑張ってますし。そういう意味では、一番一緒にタカラヅカスペシャル(全組による年末の特別講公演)に出た回数が多いトップで、すごく頼りにしています。同期の(雪組トップの)望海(風斗)がいたら大丈夫。宝塚が好きで入った宝塚オタクというんですか、ちゃんとトップを務めている。本当に大好きな気持ちで務めている望海がおりますので、後の生徒たちにも受け継がれていくものだと思う。皆さまもこれからお楽しみにという感じです」
 --これまで、役替わり公演が多かった
 「今思うと、すさまじいことをやっていた。午前と午後で役が入れ替わっていた。当時は必死で、一つの作品の中で2つの役を演じ分けるのはとてもやりがいを感じた。たくさんの人と関わってお芝居をすることができるので、お芝居を通して絆を深めていくみたいな感覚があった。青春だったなと思います。あのとき頑張れた、あれができたからできないことはないだろうと思い、その後の舞台も、気合いを入れて頑張ってこられた。トップをさせていただいたときに、(昨年の)博多座公演でもそのときできたから、もちろんやらせてもらいます、と思いだったけど。久しぶりにやったら、これは大変と思いました。でも2つの役を同時にやるからこそ気づける魅力。お客様にこっちの役も、こっちのバージョンも素敵と思っていただける醍醐味と、組のみんなも2つの作品をつくっているように取りくめたことが収穫でした」
 --今後の予定、結婚の予定は
 「(結婚の予定は)まったくありません。寿の予定があるという人も今後はいないと思います。とりあえず明日は何も予定は入れていません」

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